SDSファインダー

弊社はダウ製品を直接受け取るお客様に対して、安全データシート（SDS）と製品ラベルによって、EH&S（健康、安全性および環境）に関する情報を提供します。これらの書類は、ダウが事業を行う多くの国で法律で義務付けられています。ただし、ダウは、SDSなどを公衆衛生と環境を保護する上で不可欠な要素であると考えているため、義務付けられていない場合でも、これらの書類を提供します。

弊社は、弊社が製品を製造販売する全ての地域での要求（規則や基準）に合致するよう、SDSとラベルを作成し配布しています。弊社は、たとえ要求されていない地域であっても、弊社の内部基準に従って、製品のSDSおよびラベルの作成、配布を行います。地域における危険有害性コミュニケーションの必要事項については、それらに精通した当該地域のダウ化学製品規制スペシャリストが担当します。SDSとラベルの作成と保守のため、弊社のグローバル標準およびプロセスは、それらの必要事項を満たす作業を組み込んでいます。

SDSとラベルの開発は、毒物学、生態毒性学、環境科学、産業衛生、医学、反応性および引火性など全ての重要な各課題分野のスペシャリストによってサポートされています。弊社製品のSDSの編集に携わる担当者は、定期的に行われるトレーニングを含む適切な社内および社外のトレーニングを受けています。

製品の危険性評価および危険有害性コミュニケーション文書の作成に携わる弊社担当者は、ダウの高品質な規制データベースが利用できます。これらのデータベースにより、最も新しい規制情報がダウの担当者に確実に提供されます。こうして作成した、弊社のSDSおよびその他の製品安全に関する文書を通じて、一貫した情報をお客様に確実に提供します。

新しい情報および変化する規制要件は継続的に評価され、可能な限り迅速に弊社のプロセスと社内基準に組み込まれます。このように、定期的にSDSとラベルが更新されます。最も重要な国際的規制の開発は、国連によって創設された「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」（Globally Harmonized System of Classification and Labeling of Chemicals, GHS）です。 GHSは、一貫した基準を用いることによって、さまざまな国々で使われていた等級付けとラベル付けのルールに替わるものとなるように設計されています。その施行は2010年に日本で始まり、米国では導入が進んでおり、欧州でも2015年に始まりました。

SDSとラベルは、専用のシステムとプロセスを使って全てのお客様に配布され、内容に重要な変更があった場合はだたちに更新されたものが提供されます。弊社のSDS文書やラベルについて、改善のご提案を歓迎いたします。

全ての弊社製品にはSDS（安全データシート）があります。 製品を検索する。